こだわりの照明の話。(大阪モノレール宇野辺駅編)

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訪問いただきありがとうございます。

いらっしゃいませ。

前回のブログは

野球と仕事の共通点(現場編)でした。

「現場」に行くときの心構えや

「答えは現場にあり」ということ。

また、「現場」では

「五感」をフル活用することにより

「何かに気づく」ことができること。

そのことが鉄道会社の

「安全」「安心」にもつながることを

お伝えしました。

今回は

鉄道会社の

「安全」「安心」につながる

照明のお話です。

私は大阪モノレールで

「電気を送る」

そして

「電気を守る」

仕事をしていました。

照明とは

「明るく照らす」ものです。

私は

「明るく照らす」ことを絶やすことのないよう

「電気を守る」仕事をしてきました。

そんなこともあってか

私の目線はどこに行っても

ついつい

上(照明)を向いてしまいます。

良くも悪くも

職業病みたいなものです。

大阪モノレールでは

2014(平成26)年から

照明LED化を行い

全18駅のホーム、コンコースがLED化されています。

大阪モノレール全18駅中

最初にLED化したのが

「宇野辺駅」でした。

「宇野辺駅」は開業当初

「茨木駅」という名称でした。

しかし

JRと全く同じ駅名であったことや

徒歩で20分程度の距離があるにも関わらず

両駅が接続していると間違われることなどから

「宇野辺駅」

となった経緯があります。

従来の鉄道は

お客さまを

「改札」から「改札」まで

運ぶこと(移動手段)を目的としていました。

現在、鉄道各社は

改札から改札までの時間を

お客さまが

快適に過ごしていただけるよう

様々なサービス(付加価値)を提供しています。

大阪モノレールでは

お客さまが快適に過ごしていただけるよう

リビングルームに見立てた休憩スペース

全駅に設けています。

宇野辺駅には

広いコンコースの両側に

「ラウンジ」のような休憩スペースがあります。

私は

「宇野辺駅」の照明をLED化するにあたり

①トイレの照明を明るくしたい

②休憩スペースの照明を工夫したい

2つのこだわり(ポイント)がありました。

①トイレの照明について

鉄道の駅トイレ3つのK

「暗い」

「汚い」

「臭い」

このうち

私ができることは

「暗い」の解消でした。

結果的に2倍以上明るくなりました。

そのため

当初お客さまから

「トイレが明るすぎて落ち着かない」という

ご意見があったことを伺いました。

その後、トイレの改修工事があり

「汚い」

「臭い」

も解消され

「明るい」

「キレイ」

「臭くない」

トイレに生まれ変わりました。

「キレイ」に関しては毎日

お掃除の方に清掃していただいているおかげで

「キレイ」が続いています。

清掃員の方々

いつも

「キレイ(快適)」にしていただき

ありがとうございます。

笑顔と感謝。

②休憩スペースの照明について

休憩スペースの床に温かみのある木を使用しており

「ラウンジ」のような雰囲気がありました。

私はLED照明によって

「ラウンジ」の雰囲気をさらに演出しようと考えていました。

メーカーの方に相談すると

温かみのある(温白色)のLEDがあると教えていただき

採用することとしました。

ここでまたまた

懺悔話です。

実はこの件

「ダメ」と言われるのが怖かったので

上司に相談することなく

「私の独断」で決めました。

LED化したあと

上司に「ダメ」と言われたら

他の照明と同じものに戻すつもりで臨みました。

結果

当時の経営陣から

「コンコースいい感じやね」という評価をいただきました。

私は

「安堵感」と

「納得する仕事ができてよかった!」

という気持ちになりました。

ただ

仕事の進め方を間違っていたことは

当時の上司に対し、申し訳なく思っています。

こだわりの照明の話。(宇野辺駅編)でした。

続編

(山田駅編)

(万博記念公園駅編)

をお楽しみに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

最高の人生。

今日も感謝。


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