「ほとんどの社員が知らない、大阪モノレール山田駅の秘密!」

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訪問いただきありがとうございます。

いらっしゃいませ。

10日ぶりの投稿となります。

「習慣が途切れると続けるのが困難になる」ということを

自らの経験で露呈しています。

こんな私ですが

気長にお付き合いいただけるとうれしいです。

早速

本題に入ります。

前回のブログで予告した

山田駅の秘密を教えます!

初めて見る人のために

おさらいです。

(問題)

 下の写真は大阪モノレール山田駅の軌道階です。

 赤色の矢印で示した部分の

 役割や目的は何でしょうか?

「そんなの知るわけないやろー」

という声が聞こえてきました。

そりゃそうです。

モノレール社員のほとんどが知らないので

知らなくて当然です。

ここでヒントを。

山田駅と似た駅の構造である

宇野辺駅との比較をしてみたいと思います。

山田駅との違い

気づいていただけましたか・・・。

次に駅の外側から見た違いです。

まずは山田駅

そして宇野辺駅

両駅の違い

おわかりいただけたでしょうか。

山田駅の写真で拡大したところは

「ガラリ」と言われる場所で

「ガラリ」とは

細長い同じ幅の板を、隙間を開けて並べ、羽根状にしたもので

日除け、通風、換気などを可能にすること。(建築用語netより)

宇野辺駅はガラリが透けて見えますが

山田駅はガラリが透けていません。

山田駅が透けていない理由は

ガラリ部分全体が覆われているからです。

大変お待たせしました

答えを発表します!

大阪モノレール18駅中

山田駅にだけ

「排煙(換気)装置が設置されています」

えーーー

排煙(換気)装置・・・。

矢印の先の丸い部分がフタになっていて

このフタを開くと

排煙(換気)するためのハンドルを差し込むことができます。

ハンドルを入れて回すと

写真のくぼんだ(ココと書いた)先にある

ダンパー(板の形状をしたもの)が開きます。

ダンパー(板)が開くことで

ガラリ(外部)とつながります。

私は30年以上前

夜間作業で軌道階に入った際に

ハンドルを入れて操作しました。

排煙(換気)装置の目的は

空気や煙を外に逃すためのものです。

それなのに

山田駅は(宇野辺駅も)半開放型と言われる駅舎で

駅の上部が開放されており

そもそも

排煙や排気する設備は必要ありません。

加えて

この排煙(換気)装置のある場所が

軌道階と言われる場所で

モノレール営業中は立ち入ることができない場所です。

そんなことから

平成2(1990)年に開業してからこれまで

一度も使用されることなく

また

社員にも知らされることもありませんでした。

この設備を設置することになったかの経緯は

私にもわかりません。

なあぜなあぜ…

仮に今

ハンドルを入れて回しても

ダンパーが固まっていて

開いてくれないでしょう。

ムダな設備(投資)だったとしか思えない

山田駅の秘密(遺産)についてのお話でした。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

最高の人生。

今日も感謝。


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